SACD

ピアノ独奏曲全集 第1集 小川典子(日本語解説付)

サティ(1866-1925)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5644
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


小川典子がサティのピアノ独奏曲全曲録音を始動!
1890年製エラールによる演奏で当時の響きを追求
日本語解説付き


SACDハイブリッド盤。BISレーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。ドビュッシーのピアノ曲全集でも高い評価を集める中、新たな全曲録音に挑むのは2015年に歿後90年をむかえたサティのピアノ独奏曲全曲録音です。
 19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したエリック・サティ。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから注目され親交を深めていきました。やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求していきました。期待の第1集には有名な3つのジムノペディ(題名は古代スパルタのディオニュソス祭で、戦没した勇士を悼むときの裸の踊り)も収録されております。
 2015年8月から9月にかけて行われた当録音は、小川典子が現在客員教授を務める東京音楽大学のスタジオでのセッション録音です。使用楽器は1890年製エラール・ピアノで、ちょうどサティがピアノ曲の多くを次々に作曲した同時代の楽器で演奏しました。当時の響きを追求した期待のシリーズ第1集が生誕150周年の7月にリリースされます。(輸入元情報)

【収録情報】
サティ:
● グノシエンヌ第1〜7番
● ピカデリー
● あらゆる意味で、でっちあげられた数章
● 最後から2番目の思想
● 太った木の人形のスケッチとからかい
● 官僚的なソナチネ
● 金の粉
● ひからびた胎児
● 自動記述法
● 一世紀ごとの時間と瞬間的な時間
● 壁掛けとしての前奏曲
● 嫌な気取り屋への3つのワルツ
● ジュ・トゥ・ヴー
● 3つのジムノペディ

 小川典子(ピアノ/エラール1890年製)

 録音時期:2015年8月、9月
 録音場所:東京音楽大学、Jスタジオ
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
 輸入盤・日本語帯・解説付

内容詳細

世界的ピアニスト小川典子による待望のサティ全集第1弾。使用ピアノがポイント、1890年製のエラール、まさにサティの傑作群の作曲時期の楽器の音。ジムノペディなど誰もが知る作品にもあらためて耳を傾ける価値大。当時のパリの文化に想像を巡らし、未知の曲からはタイトルと音との関係に思いを致す楽しみ。(月)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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環境音楽やミニマルミュージックあるいはイ...

投稿日:2017/05/05 (金)

環境音楽やミニマルミュージックあるいはイージーリスニングやヒーリング音楽といったもののルーツとも言えるサティですが、小川さんの演奏からは「向き合って聴く」芸術性が感じられます。選曲も私個人的には魅力的です。なかでも『あらゆる意味で、でっちあげられた数章』は魅惑の名曲であると再認識できました。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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1890年製エラールのピアノによる典雅な音と...

投稿日:2016/07/24 (日)

1890年製エラールのピアノによる典雅な音と、どことなく哀愁を帯びた詩的な表情に魅了される。チッコリーニからタローにいたる男性ヨーロッパ人のピアノによる演奏が瞑想的・内向的な方向性を追求していたのに対し、小川典子のサティはもっと突き抜けた、明るい、凛とした音楽になっている。とても感銘を受けたとともに、繰り返し聞きたくなるCDである。 小川典子はBISレーベルを中心に実に幅の広いユニークな音楽活動を行っている。ドビュッシーやチェレプニンの全集から、武満徹や日本の現代音楽まで多様な録音。またイギリスに拠点にしながら日本での演奏活動も欠かさない(このCDも東京音楽大学のスタジオで行われている)。その他にも自閉症患者や東日本大震災支援の人道的活動、そしてイギリスのメディアにも登場し、とてもBritishな英語で話しをしている。 日本の音楽家として、これからの活躍が楽しみである。

soziologe さん | GERMANY | 不明

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